●2023年2月25日(土)18:00開演
サントリーホール(東京都港区赤坂1-13-1)
●2023年2月27日(月)19:00開演
ミューザ川崎シンフォニーホール(神奈川県川崎市幸区大宮町1310)
モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第 11 番 イ長調 K.331
ショパン:4 つのマズルカ Op.6
ショパン:ノクターン No.1 Op.55
シマノフスキ: 12 の変奏曲 Op.3
—–
ドビュッシー:ベルガマスク組曲
ショパン:ポロネーズ第 7 番 変イ長調「幻想」Op.61
ショパン:2 つのポロネーズ イ長調、ハ短調 Op.40
ショパン:英雄ポロネーズ Op.53
お問合せ
ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212 / www.japanarts.co.jp
ラファウ・ブレハッチ(ピアニスト)Rafał Blechacz
2005 年、第 15 回ショパン国際ピアノコンクール優勝。マズルカ賞、ポロネーズ賞、コ
ンツェルト賞、ソナタ賞(クリスチャン・ツィメルマンにより創設)、オーディエンス賞
と全てを同時受賞し、同世代で最高のショパン弾きと認められた。それから 12 年の時を
経て、ブレハッチは真に世界的な名声を誇るアーティストの地位を確立している。彼の
レパートリーはバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ブラームス、ドビュ
ッシー、シマノフスキと拡大を続け、その中からドイツ・グラモフォンより 6 枚のアルバ
ムがリリースされた。この間の活動が高く評価され、2014 年 1 月には、「ピアノのノーベ
ル賞」とも称されるギルモア賞(アメリカ)を受賞。
1985 年ポーランドのナクウォ・ナデ・ノテション生まれ。5 歳からピアノを習い始め、
ビドゴシチ市のルービンシュタイン音楽学校(ヤチェク・ポランスキ教授)を経て、ナワ
ヴェジスキ音楽大学にてカタジーナ・ボボヴァ=ズィドロン教授に師事、2007 年に卒業。
在学中より、第 13 回ヨハン・セバスチャン・バッハ・ポーランド全国コンクール第 1 位お
よびグランプリ(1996 年)、第 5 回 A.ルービンシュタイン国際青少年ピアノコンクール第
2 位(2002 年)、第 5 回浜松国際ピアノコンクール 1 位なしの第 2 位(2003 年)など数々
の賞を獲得。
ショパンコンクール優勝後は、ウィーン楽友協会、ベルリン・フィルハーモニー、コン
セルトヘボウ、サル・プレイエル、ロイヤル・フェスティバル・ホール、ミラノ・スカラ座
など世界の名だたるホールで演奏活動を始め、ザルツブルク、ヴェルビエ、ルール・クラ
ヴィーア、ギルモアといった主要音楽祭にも招かれている。
また、シャルル・デュトワ、ワレリー・ゲルギエフ、ダニエル・ハーディング、パーヴ
ォ・ヤルヴィ、ファビオ・ルイージ、ケント・ナガノ、アンドリス・ネルソンス、ミハイル・
プレトニョフ、アントニ・ヴィット、デイヴィッド・ジンマン等世界的な指揮者と共演。
2006 年よりドイツ・グラモフォンと専属契約。ポーランド人演奏家として、クリスチャ
ン・ツィメルマンに続く 2 人目となった。初の CD「ショパン:前奏曲集」でエコー・クラ
シック賞(ドイツ)、ディアパソン・ドール賞(フランス)を受賞。その後、2010 年には
ショパン生誕 200 年を記念してイェジー・セムコフ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管と
録音したショパンのピアノ協奏曲 1 番、2 番でドイツ・レコード批評家賞を受賞。「ドビュ
ッシー/シマノフスキ」ではエコー・クラシック賞、グラモフォン誌月間ベスト・アルバ
ム、2013 年クラシック音楽の最優秀録音としてフレデリック賞(ポーランド)を授与さ
れた。2013 年の「ショパン:ポロネーズ集」は発売と同時にゴールド・レコードに輝き、
再びドイツ批評家賞を獲得。2017 年には J.S.バッハの作品集が 2 月にリリースされ絶賛さ
れている。
批評家たちからこれらの芸術的功績を讃えられ、キジアナ音楽院国際賞(イタリア)
を 2010 年に贈られる。2015 年、ポーランド共和国大統領メダルであるポーランド復興勲
章カヴァレルスキ十字勲章を授与された。